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OUT OF SIGHT!!! Vol.2「アジアの映画と、その湿度」

Category : 新本 , 雑誌


【版元より】
ANTENNAがつくるインディペンデント・カルチャー雑誌『OUT OF SIGHT!!!』

■OUT OF SIGHT!!! Vol.2 - 「アジアの映画と、その湿度」

■目次
1.ネオン・暗室・ニシキヘビ - In the light that illuminates on Hong Kong
Text & Photography: Patrik Wallner

2.2022 アクションの系譜 From Hong Kong To Asia
Text: Arito Kawabata
Illustration: MONKEY STUDIO.

3.戦後香港の映画にみる、日本イメージ
Text: Chunwah Chin
Illustration: Yusuke Nagaoka

4.私家版「僕と特撮の10年」 - 断絶していく文脈を再接続する
Text: Hyori Takahashi

5.【入門編】湿度を探る、アジア映画ヒストリー 1960〜2010年代の映画の潮流
Text: Kazuyo Inui / Arito Kawabata

6.映画批評家・夏目深雪に聞く、今語るべき2つのこと(前編) - アジアの女性映画の見取り図
Text: Miyuki Natsume

7.アジア映画の勢力図 - ここ10年の映画産業の変化と、第三国の勃興まで
Interview & Text: Daiki Tsutsumi

8.ミニシアターのスタッフや、キュレーターに聞いた
本当に面白かったアジアの映画11選

9.地球空洞説 - The story of a road found in Vietnam
Text & Photography:Moeko Abe

10.トラン・アン・ユン、アピチャッポンのその先へ - 育て合い、繋がり合う東南アジアの若手映画人たち
Interview & Text: Chihiro Bekkuya
Illustration: Saiko Shiiki

11.ヤマクニキョウコの「すごいぞ!フィリピン映画!」
Text: Kyoko Yamakuni

12.A flavor of the movie. - 夏の蜜に染まる蝶
Text: Mio Tsuchiya
Photography: Eichi Tano

13.モチーフで見る、東南アジア映画
Text: Chihiro Bekkuya / Arito Kawabata

14.アジアンドキュメンタリーズ伴野智に聞く、タブーへの触れ方
Interview & Text: Daiki Tsutsumi

15.私たちは、なにを恐れ生きてきたのか? - 恐怖が写しだすのは、社会の歪みか?それとも、
Text: Arito Kawabata
Illustration: Isamu Gakiya

16.釜山の夏、ソウルの夏 - wo waterside citites in Korea where the seasons come and go
Text & Photograph:Hwang hyojin
Translate: Aya Narikawa

17.韓国映画と男性性、描かれ方とその変遷
Text: Michiyo Nishimori
Illustration: Takuya Kawaguchi

18.ポスターは映画をどう表す? - 想像の余白を生む韓国のデザイン会社propagandaの取り組み
Interview & Text: Shino Hikawa
Interpretation / Translate: Aya Narikawa

19.BTSが開いた知の扉 - 私が声をあげはじめた理由
Text: Emma Maeda
Photography:Kasumi Osada, Ryo Mitamura

20.自分の人生を生きることは、自分を癒すこと
Text: Shino Hikawa
Photography:Minako Irie

21.人の想いが巡る10日間 - 釜山国際映画祭が生み出す映画との身近さ
Interview & Text: Shino Hikawa
Photography: Ji Sung Jin

22.『山形国際ドキュメンタリー映画祭』にみる - 映画がローカリティに育つまで
Interview & Text:Itsumi Okayasu / Shino Hikawa
Photography: Itsumi Okayasu

23.現実と非現実の境目 - アニメーションが接続するめくるめく今敏の世界
Text: Hiroyuki Kawai
Artwork:Ryo Uchida

24.映画をこの街のインフラにするために - 下北沢最後の1ピース、シモキタ - エキマエ - シネマ〈K2〉
Interview & Text: Daiki Mine
Photography: Daisuke Murakami

25.ビジネスとカルチャーの狭間で - 京都の映画撮影所は、なぜ今チャレンジするのか?
Interview & Text: Kazuyo Inui
Photography: Itsumi Okayasu

26.小さな共同体という灯火 - Individual small endeavors in Japan
Text & Photography: Akihito Yoshida

27.Welcome to Taipei
Text:Daiki Tsutsumi

28.躍動する島、海を渡った人々 - Smell of the street, tolerant Taiwan
Text & Photography: Daisuke Tomizawa

29.台湾在住・栖来ひかりが見る社会 - どうして個人的なことは、政治的なものだと言えるのか?
Text: Hikari Sumiki
Illustration: Kumiko Mon

30.時間をかけて根付かせる - ロケ地まで巡る映画配給・A PEOPLE流、「その土地の作家」とのお付き合い
Interview: Maki Shibata
Text: Itsumi Okayasu

31.編集部メンバーが気に入ったアジア映画10作品

32.台北暮色
Text: Junya Kato
Illustration: Peko Asano

33.「シネマドリフター」リム・カーワイが映すアジアのアイデンティティ - 交わらなかった人たちが教えてくれた無自覚なわたし
Interview & Text: Yoshiko Hashimoto
Photography:Itsumi Okayasu

34.映画翻訳家に聞く「言葉」へのはからい
Interview & Text: Ayako Koga
Illustration: Kyoka Tanno

35.映画に見る昨今の香港アイデンティティ - 変化を続ける都市はどこへ行くのか
Text: Daichi Ishii
Illustration: Kano Komori

36.映画批評家・夏目深雪に聞く、今語るべき2つのこと(後編) - ユーラシア映画の現在地点〜戦争と圧政を描く〜
Text: Miyuki Natsume

37.編集後記

38.地図にない街 - Thailand, how to draw the line
Text & Photography:Kou Kimura
Edit: Chihiro Bekkuya

■OUT OF SIGHT!!! Vol.2 - 「アジアの映画と、その湿度」

絡みに絡みに絡み合った、その姿の一端を垣間見る
断片的な情報を繋ぎ合わせて、その全貌を想像する

今回の特集テーマである「アジア」も「映画」も僕たち編集部にとっては、まだろくに足を踏み入れていない未開の領域だった。その広大さ、奥深さに手を出すことを躊躇していたのだ。機が熟したなんて、とてもじゃないけど言えない。ただ、いずれにせよ、その最初の一歩となる機会を求めていたのは事実である。そして、苦しいながらもなんとかその全貌の一部でもつかめないかと、もがいた制作期間になったと思う。この一冊は私たちがわずかに切り取ることに成功した「映画をテーマにした、アジアの見取り図」であり、そのおすそ分けとなる。

世の中が知らない物ごとで溢れていることは、小学生でも知っているだろう。しかし、僕たちが彼らと違うのは「あまりに知った気になっているものが多い」ということである。特にアジアはその心理的・物理的距離の近さからなんとなく知った気になっているものの代表格ではないか。そんなことを、パンデミックで目まぐるしく情勢が変化する中で感じていた。

一度、知っている(気になった)フォルダに入れたもののほとんどは、その後の人生で出会ったとしても接点を持つことなく手のひらからするりと抜け落ちていく。僕たちはそのことを日常的に知覚することすらできずに暮らしている。そんな当たり前のことを、観たいアジアの映画が配信サービスに存在せず、中古レンタル屋に走るメンバーを見ては思い出した。確かに、隣に存在するはずの文化だが、一つレイヤーが違えば、少し視点が変われば交わらないことがザラにある。

これが「映画の雑誌」であるかは、今でも正直わからない。ただ、純粋に「アジアや、映画のことをもっと知りたい」と感じたときに、朧げながら頭に浮かべた「あったらいいなと思う入り口の一つ」くらいはつくれたのではないかと思う。ただ、先に謝らなければいけないことは、ここまで散々「アジア」と書いてはいるものの、この雑誌で取り扱っている主な範囲は「東・東南アジア(中国を除く)」に限られるということだ。この旅をさらに奥に進めるのであれば、もう一冊分はボリュームが必要であるとの判断から今回は断念をした。その分、一つのトピックでも複数の視点から切り取るよう試みているつもりだ。

実は、3ヶ月ほど前に僕自身が台北に居を移した。暮らしているからこそわかるが、土着的だとか、ノスタルジーだとか、エネルギッシュだとか、そんな言葉でこの土地の営みをパッケージすることはあまりにも陳腐である。アジアを生きる人々は、どうあっても一言で形容できない猥雑な熱気に満ちていて、また都市はそれをすっぽりそのまま覆うような包容力を持つ。ここには紛れもない生がある。真夏なのにろくにTシャツ一つろくに乾かない湿度に嫌になることがあっても、離れがたいのはきっとそんな魔力のせいだ。

ーOUT OF SIGHT!!! 編集長 堤大樹


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『OUT OF SIGHT!!! Vol.2 アジアの映画と、その湿度』 仕様:B5 / 176ページ / \2,200(税込) 部数:2,000部 発行:2022年11月 発行元:ANTENNA・PORTLA編集部

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